通算13アンダーパーの首位タイで最終ラウンドをスタートした松原大輔(日本大学2年)。優勝を意識して臨んだこの日のプレーは、前日までのショットの切れは影をひそめ、松原が言う「自分らしいプレー」は全く見られずに終わってしまった。「優勝したいという気持ちが先走ってしまった」という松原は、2番でボギーが先行すると、5番(パー5)でもよもやのボギーを叩き、「最初のボギーは焦りもしなかったのですが、5番のボギーは痛かった」と悔やむ。前半2つ目のパー5となる9番ホールでは、ティーショットを右に曲げてOBとなってボギー。「9番のボギーで完全に流れを悪くしてしまいました」と、後半も1メートルのバーディチャンスを外したり、3パットのミスが出たりとスコアをまとめきれず、2バーディ・7ボギーの77でホールアウト。通算8アンダーパーの2位タイに終わった。
「今日はメンタルの弱さが出てしまったと思います。順位を意識してしまって…後半も流れが作れそうで、自分のミスで…」と悔しさをにじませた。
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