井上りこ(大手前大学3年)は、4オーバーパー76とスコアを崩すも、通算1オーバーパーで首位と3打差の2位と優勝争いに踏みとどまった。
「ショットが全然ダメでした。ショットがぶれて、出だしからボギーを打って」苦しい滑り出し。さらに8番ホールではティーショットで右にOBを打ってしまい、ダブルボギー。9番でやっとバーディを獲ったものの、10番で3パットのボギーと、リズムに乗ることができない。結局、この日は2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの76だった。
「ロングアイアンは右に、ショートアイアンは左に曲がり、9番アイアンでもグリーンに乗らない」ほどの乱調だった。「どうすればいいか、わからない。まっすぐ行かなくてあせった」ラウンドだった。
ホールアウト後は、パッティング練習。さらにコースを出て、近隣の練習場でショットの調整をするという。首位とは3打差。「ショットを直して、ミスしてグリーンを外してもパーを拾えるようにプレーできたらいい」と最終ラウンドでの反撃を誓った。昨年も2位に終わっているだけに、今年こそは雪辱を果たしたいところだ。
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