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競技報告
【松田はトリプルボギーを叩くも後半の粘りが光る】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
松田唯里(福井工大学2年)が3バーディ・1ボギー・1トリプルボギーの1オーバーパー73と苦しみながらも、通算2アンダーパーで単独首位に立った。

松田は10番からスタートし、いきなりボギー発進。さらに13番(パー4)ではトリプルボギーを叩いてしまう。第2打でグリーンの右ラフに外し、アプローチを寄せることができず、15メートルのパーパットを残してしまった。カップは、段を上がったギリギリのところに切ってあり、ファーストパットはオーバーして、返しは下りのパット。このパットを「ボギーを狙いにいってしまった。下りということを忘れ、強めに打って」しまい、逆に3メートルもオーバー。結局この返しのパットも外し、3オン4パットとしてしまったのだ。

この時点でスコアは、通算1オーバーパー。それでも「10番からのほうが距離も短いし、簡単。先に回れるほうがいい」という彼女は、落ち着いていた。15番でバーディを獲り、スコアをひとつ取り返す。「1番から4番までが鬼門」と考えている後半の出だし。この4ホールをうまく切り抜けることが大事だという。その1番ホールの第2打をユーティリティーで3メートルにつけて、バーディを奪う。実は前日もこの1番でバーディを獲っている。続く3ホールはパーを続け、5番でもバーディを奪った。「イメージよく打てて、耐えられてうまくいった」と後半は2アンダーパー34にまとめ、通算2アンダーパーでホールアウトした。

2位の井上りことは3打差。優勝を意識していないというが、明日は同じ最終組で回る。
目標はあくまで3日間でイーブンパー、今日は貯金をひとつ使ってしまったが、まだ2つ残っている。ただし「状況によっては、変えるかも」と優勝争いの行方によっては、目標を変える。松田はナショナルチームメンバーだった実績もあり、経験はつんでいる。彼女にとっては初の「日本」タイトル獲得に向けて、王手をかけた。

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