2014年度(第51回)日本女子学生ゴルフ選手権競技は28日、岐阜県のスプリングフィールドゴルフクラブで第2ラウンドを行った。昨夜半から降り始めた雨が残る中でスタートしたこの日、出場選手48名は難コースに苦しめられ、一人もアンダーパーをマークできずに終わった。
その中で、この日1オーバーパーにスコアをまとめたのが首位タイスタートの松田唯里(福井大学2年)。松田は13番でトリプルボギーを叩いたものの、その後3バーディ・1ボギーの粘りのプレーでスコアを守り、通算2アンダーパーで初優勝に王手をかけた。3打差の2位には昨年大会2位の井上りこ(大手前大学3年)がつけ、さらに2打差の通算3オーバーパーの3位タイに首位タイでスタートした沖せいら(東北福祉大学4年)と初出場の丹野寧々(中央学院大学1年)が後を追う。
なお、この日カットが行われ、通算13オーバーパーの24位タイ、29名が明日の最終ラウンド進出を決めた。ディフェンディングチャンピオンの坂下莉翔子(同志社大学3年)は第2ラウンドも1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの78とスコアを落とし、カットラインに2打及ばず、大会連覇の夢は消えた。
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