本選手権初出場の丹野寧々(中央学院大学1年)が通算5オーバーパーで井上とともに首位と1打差の2位タイと健闘を見せた。丹野は「最終組で緊張からしびれていましたが、自分のプレーをするように集中していた」前半を2バーディ・4ボギーの38で終えると、13番から連続ボギーで一時は通算7オーバーパーまでスコアを落としてしまう。それでも丹野は、「周りに惑わされず、自分のプレーに集中しよう」と、15、17番でバーディを奪い、通算5オーバーパーでフィニッシュした。
「今日は、途中でスコアを落としてしまって苦しいプレーでしたけれど、ダブルボギーは打たないようにと思っていた」という思い通り、4バーディ・6ボギーの74。「3日間、ショートゲームは不出来だったけれど、初出場でこの順位ですから、自己採点は86点です」とはにかんだ。「やはり、昨日までに短いパットを結構外してしまいましたから…来年の課題ですね」と、来年のリベンジを目指して得意のショートゲームに磨きをかけることを誓った。
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