2014年度(第21回)日本ミッドシニアゴルフ選手権競技は10日、奈良県の奈良国際ゴルフ倶楽部で第1ラウンドを行った。65歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決する本選手権に出場したのは108名。秋晴れの絶好のコンディションとなった奈良国際ゴルフ倶楽部で、年齢を感じさせないはつらつとしたプレーが随所にみられる1日となった。
その中で、イーブンパーにスコアをまとめて首位タイに並んだのは宇都宮正喜(美加ノ原)と近藤正耿(北九州)の初出場の2人。1打差3位に昨年大会2位タイの真鍋高光(大博多)、さらに1打差の2オーバーパーに木下幾英(球磨)、昨年大会5位タイの平澤良雄(日本パブリック協会)がつけている。首位と5打差に23人がひしめく結果となった第1ラウンド。明日の優勝争いは混戦必至だ。
なお、ディフェンディングチャンピオンの赤間貴夫(岡部チサン)は前半で4ボギーを叩くと、後半もボギーが先行する苦しいプレーを強いられる。16番ではトリプルボギーを喫してリズムを崩すと、17、18番と連続ダブルボギーを叩いてしまう。結局、赤間は7ボギー・2ダブルボギー・1トリプルボギーの14オーバーパーと大きくスコアを落とし、97位タイと大会連覇は厳しいスタートとなってしまった。
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