2014年度(第36回)日本シニアゴルフ選手権競技は12日、兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で第1ラウンドを行った。昨日までの暖かさとは一転、6メートルを超える風が吹き抜ける厳しいコンディションとなるなか、出色の出来を見せたのが初出場の平野早人(山口レインボーヒルズ)。早野は好調なショットで5バーディ・3ボギーの70をマーク。2アンダーパーで単独首位に立った。1打差の2位タイには、先の日本シニアオープンゴルフ選手権でローアマチュアを獲得した木村利治(水戸グリーン)と、地元関西の奥中貫視(泉ヶ丘)がつけている。さらに1打差のイーブンパーで引地理策(日清都)、諏澤一(笠岡)、中辻厚雄(泉ヶ丘)の3人が4位タイと好スタートを切った。大会3連覇の期待がかかる松本新語(久米)はショット、パットに精彩を欠き1バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの79でホールアウト。首位と9打差の7オーバーパー、50位タイと大きく出遅れた。
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