HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【シニアオープンローアマチュアの木村と地元関西の奥中が1打差2位タイに】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
木村利治
小野ゴルフ倶楽部を攻略するには、高速グリーンにいかに対応するかが一つの鍵になる。先の日本シニアオープンゴルフ選手権でローアマチュアを獲得した木村利治(水戸グリーン)は、練習ラウンドで「シニアオープンの小野グランドのグリーンも大変だったけれど、ここもそれと同じか…それ以上に難しい。75か76でプレー出来れば御の字」と考えていたという。木村が、この難グリーンに対応するために悩み抜いた結果に得た結論は、「僕らアマチュアはセーフティーにプレーしようと思ってもミスがでる。それなら、チャンスがあればショットでピンをデッドに狙っていこう」という逆転の発想だった。昨日の練習ラウンドでは、そのショットが不調で不
奥中貫視
安は大きくなるばかりだったらしいが、1番(パー5)でティーショットを左にミスをしたものの、「強烈なフックを」かけた3番ウッドの2打目がイメージ通りの弾道を描き、ピンチをパーで凌いで、波に乗った。2番で2.5メートル、3番では4メートルのスライスラインをねじ込んで連続バーディを奪うと、5番で3パットのボギーを叩くが、8番(パー3)で8番アイアンのティーショットを1メートルにつけてバーディ。前半を2アンダーパーでまとめる。後半は、1バーディ・2ボギーと1つスコアを落としたものの、1アンダーパーのスコアに「大満足ですよ」と笑顔を見せる。日本シニアオープンのローアマチュアと本選手権優勝のダブルタイトル獲得に向けて好スタートの木村だが、「もう疲れていますよ。身体ではなくて、頭の中が」と、周囲の期待をけむに巻く。「シニアオープンと日本シニア。どちらもグリーンが凄く難しくて、色々とマネジメントを考えさせられるんです。だから、頭の中がクリアじゃなくって」と、苦笑い。「最終ラウンドに行ければ嬉しいですよ」と話す木村だが、明日のラウンドでも強気のプレーで、ダブルタイトル獲得に王手をかけたいところだろう。

もう一人の2位タイ、奥中貫視(泉ヶ丘)は、小野ゴルフ倶楽部の高速グリーンも「いや。そうでもありませんでしたよ」と涼しい顔でホールアウトした。3番でアプローチミスからボギーが先行するも、6番で5メートルのフックラインをねじ込んでスコアを戻すと、9番も2メートルのバーディパットを見事に沈める。後半もボギーが先行する嫌な流れも12番で12番(パー3)で6番アイアンのティーショットをあわやホールインワンかというスーパーショットで10センチにつけてバーディ。14番でも4メートルのフックラインを見事なタッチで決めて見せた。「自分の所属クラブもグリーンスピードが速いんです。ですから、小野ゴルフ倶楽部のグリーンは自分にピッタリの速さでした」と、好スコアの要因を語ってくれた。しかし、小野ゴルフ倶楽部は「怖いホールばかりですよ。落とし穴ばかりで一つも気を抜くことができません」と気を引き締める。「今日のアンダーパーは大満足。明日、74か75でプレーできれば、上位に行けると思う」と冷静に明日のプレーを見据えた。

その他の記事はこちら
戻る