2014年度(第19回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技が19日、香川県の坂出カントリークラブで開幕した。30歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決する本選手権の舞台となる同クラブは、1993(平成5)年の開場。四国の名山の城山の麓の雄大な自然に18ホールが戦略的に配された名コースとして知られる。ベントのワングリーンはうねりがあり、セカンドショットの正確性と高度なパッティング技術が求められる。本選手権には、各地区ミッドアマチュアゴルフ選手権を勝ち抜いた132名の選手が出場し、3日間54ホール・ストロークプレーで賜杯を争う。
太宰府ゴルフ倶楽部で開催された昨年大会では、大会連覇を狙った塩月純生が終始試合をリードしていたが、最終ラウンドに金浩延がパープレーでホールアウトし塩月を逆転。嬉しい全国大会初優勝を飾った。毎年のように熱戦が繰り広げられている本選手権。大会連覇を狙う金、歴代優勝者の田中政佳、井関剛義ら関西勢、さらに地元四国の小川貴大、谷本伊知郎、二宮慎堂、鎌田賢二らの中の誰が54ホールの戦いの末に優勝杯を手にするだろうか。
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