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競技報告
【髙橋雅也が二宮慎堂をプレーオフで下し、2度目の優勝を果たす】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
2014年度(第19回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技は21日、香川県の坂出カントリークラブで第3ラウンドを行った。通算6アンダーパーの首位で最終ラウンドをスタートした髙橋雅也(川越)は、14番を終えて1つスコアを落としたものの、2位につけていた水上晃男(袖ヶ浦)に2ストローク差で優勝は目前かと思われた。しかし、15番で髙橋のティーショットは右へのミスでまさかのOB。このホールでダブルボギーを叩いた高橋と水上が通算3アンダーパーで首位タイに並び、一転、混戦模様に。その後、水上が17番(パー3)でダブルボギーを叩き優勝争いから脱落する。変わって優勝争いに加わったのが首位と6打差の4位タイにつけていた地元四国の二宮慎堂(今治)。1組前でプレーしていた二宮は、18番でバーディを奪い、通算3アンダーパーでホールアウト。髙橋も最終ホールをパーで凌ぎ、賜杯の行方はプレーオフに持ち込まれた。

18番ホールの繰り返しで行われたプレーオフは、1ホール目は両者譲らずパーで分け、2ホール目に突入。オナーの二宮がティーショットを右にミスして3オンとしたのに対し、髙橋はフェアウェイ左サイドから確実にパーオン。二宮がパーパットを外し、髙橋が慎重にパーをセーブして大混戦に幕が下りた。髙橋は2008年大会以来2度目の優勝。3位にはこの日ベストスコアタイの69をマークした杉山稔(総武)が通算2アンダーパーで入賞。

大会連覇の期待がかかっていた金浩延(宇都宮)は74と2つスコアを落とし通算2オーバーパーの12位タイに終わった。

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