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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【冷静なプレーでエースの役目を果たした森田】 |
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昨年の日本女子アマチャンピオン。3月のLPGAツアーでも優勝争いを演じてあわや史上4人目のアマチュアでのツアー優勝を飾るかという活躍を見せた森田遥(高松中央高校3年)は、名実ともにこのチームのエースだ。
その森田は「チーム最年長ですし、自分が引っ張っていければと思っていた」という思い通り、まさにエースとしての活躍を見せてチーム戦3位発進の原動力となった。1番(パー5)で幸先よくバーディを決めたが、「あまり好きではない」という3、4番ホールで連続ボギーを叩いてしまうが、意に反す様子は見られない。それは、「今日、ティーショットのミスは14番の1ホールだけ」という安定したドライバーショットに手
ごたえを感じていたからだろう。
それに加え、森田の強さでもある「心を乱さない」メンタルの強さ。慌てず騒がず。自分のプレーを信じて淡々とプレーを続ける森田は、7番で2.5メートル、8番では残り102ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで40センチにつけるスーパーショットで連続バーディを奪ってみせる。その後も9、10番のバーディチャンスは決めきれなかったものの、着実にパーを積み重ね、14番でティーショットを左に曲げてスコアを落とすが、16番で6メートルのスライスラインをねじ込んでバーディとした。この日の森田は4バーディ・3ボギーの71。チームで唯一人のアンダーパーをマークしたプレーは、風格を漂わせるものだった。
「風もなくて、蒸し暑くて…氷嚢や水分補給で対応できたけれど、もし、暑さ対策に失敗していたら、大変だったと思う。でも、もう少しスコアを伸ばせたかな」と厳しいコンディションの中でのアンダーパーにも満足は出来ない。「トップにフィリピンと韓国。3位タイに中国と日本。第1ラウンドが終わって、順位的には面白いと思う」と昨年大会のリベンジに向けて好スタートを切ったのにもかかわず、どこか他人事のように話す森田。「でも、まだ1日目が終わっただけ。明日からももっと良いプレーがしたい」と、好スタートに湧く周囲に「浮つかないで。勝負はこれから」とくぎを刺しているようにも思える。森田は、プレーでチームを牽引し、その冷静な態度でチームを引き締める。森田が見据えるのは、昨年惜しくもとり逃した2002年大会以来の優勝しかない。
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