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Championship Reports
競技報告
【ニュージーランドストロークプレー優勝の勝が+2でチームに貢献】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
3月のニュージーランドストロークプレー選手権で日本選手初優勝を大会最少ストロークで決めた勝みなみ(鹿児島高校1年)は、好調を維持してマレーシアに乗り込んだ。自身初となる日本代表に緊張するかと思われたが、「ニュージーランドストロークプレーのスタートよりは緊張していなかった。全体的には平常心でプレーが出来たと思う」と、強心臓を見せた。

その言葉通り、1番(パー5)で3打目をショートしてボギーを叩くも直後の2番で3メートルを沈めてスコアを戻すと、3番から5ホール連続で1パットのパーで凌ぐ粘りのプレー。「6番までは本当に厳しいパットが残ってしまって、苦しかった」と心情を吐露する勝。しかし、この粘
りも8番でセカンドショットのミスからボギーを叩き、水泡に帰してしまう。「あのミスで焦ってしまった」勝は続く9番もアプローチミスから連続ボギーで、前半を2オーバーパーで終えた。

このまま崩れてもおかしくない展開だったが、「ハーフターンで気持ちを切り替えた」というところが勝の非凡なところ。10番(パー5)で3打目を80センチにつけてバーディを奪い息を吹き返すと、12番(パー3)では5番アイアンのティーショットを1.5メートルにつけて再びバーディ。その後2ホールでアプローチミスからボギーを叩くが、勝のショットは終始、切れていた。それでも前半なかなかチャンスにつけられず苦しんだのは、「キャディーとセカンドショットの距離のジャッジが合わかった」から。「最後の方で、それに気が付いて、もったいなかった」と、前半のプレーを悔やむが、「キャディーのグリーンの読みは正確だったので、2メートルぐらいのパットを決められたし、良かったかな」と、第1ラウンドを振り返る。

日の丸を背負って初のチーム戦に臨む勝は、「ホールアウト後にスコアを落とした松原さんに“ごめんね”と言われて、チームで戦っていることを実感した」と、フォア・ザ・チームの精神も芽生え始めた。「明日からホールロケーションも、もっと厳しくなると思う。でも、ロングアイアンをピン筋に打っていける自信は持っているので、自分がどれだけできるか楽しみ。今日よりは良いスコアを出したい」自分のスコアでチーム順位を上げるという強い気持ちが157センチの小柄な勝の姿を大きく見せた。

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