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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【暑さとパットの不調に苦しんだ松原】 |
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クィーンシリキットカップ初出場の松原由美(大阪学院大学高校1年)は、マレーシア特有の暑さに苦しみ、得意のパッティングも決めきれずに6オーバーパーとチームに貢献することが出来なかった。
2番で2メートルのバーディチャンスを外すと、3番で1.5メートルのパーパットをミスしてボギーが先行。それでもアイアンショットが好調な松原は4、5番とセカンドショットを2メートルにつける。しかし、得意としているパットがどうしても決めきれない。
6番で4メートル、7番のパー5で計算通り連続バーディを奪って1アンダーパーとするが、太陽が高くなるにつれて気温も上がり始めると、松原は徐々に集中力を切らしてしまう
。迎えた8番ホール。80ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジでグリーン奥にこぼしてダブルボギーを叩いてしまい、「リズムが崩れ始めた」と話す松原は、9番もグリーンサイドからのアプローチをダフッてしまい、よもやの連続ダブルボギーで前半を3オーバーパーとしてしまった。後半も、13番(パー4)で2打目を1メートルにつけるなどショットは切れているものの相変わらずパットが決めきれない展開に「チャンスで決められずに…ティーショットが難しいホールが多い中で、気持ち的に厳しくなった」と、チグハグなプレーにフラストレーションが溜まっていく。
すると、14番(パー5)でボギーを叩き、最終18番では3番ウッドで放ったティーショットを右の池に打ち込むミスもあってこの日3つ目のダブルボギーを叩いてしまった。
1日中、流れをつかめないもどかしい展開に「焦りというか…ピンチが来たときに耐えることが出来なかった」と唇を噛むが、落ち込んではいない。それは、明日には好スコアを出せるという仄かな自信を持っているからだろう。
アメリカやヨーロッパとも違う東南アジア特有の天候と芝の洗礼を第1ラウンドだったが、「ホールアウト後にパッティングの練習もしたので、明日は良いプレーをしたい」と、明日の巻き返しを誓う。昨年のデュークオブヨークでも初めてのリンクスに第1ラウンドで翻弄されながらも、徐々に攻略のコツを掴み、日ごとにスコアを戻してきた松原。その対応力の高さに期待したい。
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