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競技報告
【日本は4位へ後退。トップとは7打差】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
森田遥
勝みなみ
第36回クィーンシリキットカップアジア太平洋招待ゴルフチーム選手権は10日、マレーシアのSaujana Golf and Country Clubで第2ラウンドを行った。

初日トップでスタートを切ったフィリピンが、安定したショットを武器にチームトータル4アンダーで、2日目を終えて単独首位に立つ。中国と韓国が確実にアンダーを出し2アンダーで2位タイとなった。

日本は、最終日に最終組でプレー出来なければ優勝の可能性は低くなる。そのプレッシャーからか、スコアメイクに苦しみ、この日のチームスコアを、昨日より1打悪い2オーバーとし、チーム通算3オーバーで4位に後退した。

昨日チームを
松原由美
牽引した森田遥(高松中央高等学校3年)はフラストレーションの溜まるゴルフだった。2番から5番ホールまでバーディーチャンスにつけるがパットが入らず。6番、9番と我慢できずにボギー。トラブルこそ無かったがスコアを伸ばせず73の1オーバーだった。

昨日不採用スコアとなった松原由美(大阪学院大学付属高等学校1年)も、13番まで1アンダーと健闘、14番でOBを打ち崩れかけたが17番でバーディーを奪う踏ん張りを見せ、この日1オーバーの73でホールアウト。

勝みなみ(鹿児島高等学校1年)は、ティーショットの距離感が合わずに、終始リズムをつかめず3オーバーで悔しいラウンドとなった。

最終日の日本チームは、最終組のひとつ前でのラウンド。最低でも3位には入賞し、今年9月の日本で開催される世界アマチュアゴルフチーム選手権へ向けて少しでも競技力を上げることが要求される。しかし、強豪の韓国が巻き返しを狙い、フィリピンと中国が初優勝を目指すなか、3位以内は容易ではない。プレシャーに打ち克つ強い心と日本を代表する選手としてのプライドが必要とされる。

詳細成績はこちらをご覧ください。

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