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Championship Reports
競技報告
【勝はリズムに乗れず+3の不採用スコアに終わる】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
ニュージーランドアマから好調を維持してきた勝みなみ(鹿児島高校1年)だったが、この日はボギーが先行する厳しい展開で波に乗れず、3オーバーパーとスコアを落とし不採用スコアに終わった。

4番で2段グリーンの上の段からのバーディパットが強く入りすぎて3パットのボギーを叩く不安の出だしとなった勝。しかし、5番で135ヤードのセカンドショットを8番アイアンであわやチップイン・イーグルのスーパーショットで20センチにつけてスコアを戻すと、6番も強気のパッティングで5メートルをねじ込んで見せた。終始、バーディを狙う攻めのプレーを見せていた勝だったが、後半に入ると、徐々にプレーぶりに陰りが見え始める。1
0番で3メートルのパーパットをショートしてボギーとすると、12番もグリーン左奥のカラーからファーストパットを大きくショートしてしまい、ダブルボギーと、リズムを崩してしまう。15、16番も連続ボギーとした勝は、「得意」という17番でバーディを奪ったが、3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの75に終わった。

「すべてがかみ合わないゴルフだった。グリーンに乗っても長いパットが残るし、パーをセーブするのに精いっぱいだった」と疲労困憊の体で今日のプレーを振り返る勝。「ショットの距離感が合わなくて、普段使わない3番ウッドの距離が残ってしまい…余裕がなくなってしまった」と苦しい胸の裡を吐露する。日本チームの上位進出に向けて、残るのは明日の18ホールのみだが、「自分のできる限りのことがしたい。明日の終盤、日本チームのスコアが分かった時点で、自分の感情がどうなるのか。プレッシャーになるかもしれないけれど、いつかそのプレッシャーを乗り越えなければいけないと思っているので、チームの状況を把握しながらプレーしたい」と、覚悟は固めた。「明日は笑って帰りたい」そう話す勝の思いが叶うか。日本チーム上位進出がかかる最終ラウンドに向けて、勝はチームメイトともに足早に練習場に向かった。


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