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Championship Reports
競技報告
【初代表の岡山が66をマークしてチーム戦首位の立役者に】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
今年、念願のJGA女子ナショナルチームメンバー入りを決めた岡山絵里(大阪商業大学高校3年)。日本代表として初戦となる本選手権は、「スタートでめちゃくちゃ緊張した」という言葉通り、ティーオフまでプレッシャーで表情が強張っていた。

しかし、1番ホールで2メートルのパーパットを沈めて落ち着くと、「前半は無難にプレーしようと思った」と、危なげなくパーを積み重ねる。緊張がほぐれ始めると、徐々にショットも本来の切れを取り戻し、後半はバーディラッシュとなる。10番で75ヤードのセカンドショットをウェッジで30センチにつけてバーディが先行すると、続く11番では5メートルを沈めて連続バーディ。13番からは
ホールアウト風景
3メートル、2.5メートルのチャンスを決め、15番では120ヤードの2打目を9番アイアンで30センチにつけるスーパーショットで3連続バーディと一気にスコアを伸ばす。

練習ラウンドから「グリーンを外した時のティフトン芝からのアプローチが厄介だと思っていた」というアプローチをミスしてボギーを叩いたが、17番で再び3メートル、最終ホールでは50ヤードを50センチにつけて、連続バーディでフィニッシュ。この日の岡山は、7バーディ・1ボギーの66。個人戦トップに立つ活躍で、大会連覇を狙う日本チームの首位発進の立役者となった。

これまでチャイニーズタイペイで開催されたネイバーズトロフィーでは、多くの日本代表選手が芝目の強いグリーンに悩まされてきたが、岡山は「地元の関西でも芝目が強いグリーンが多いので、自分は得意」と話すように、後半に入って3メートル前後のチャンスをことごとく決めてみせた。「ショットも安定して、グリーンの芝目も読めて。全てが良く噛み合った」と殊勲のラウンドに相好を崩す。

ライバルの韓国に13ストロークの大差をつけた第1ラウンドだが、「明日、今日みたいにパットが入るかわからないので、気持ちをリセットして、コツコツとパーを積み重ねたい」と油断は無い。今年の全国高等学校ゴルフ選手権春季大会、関西女子アマで初優勝を果たした好調を持続して、明日もチームに貢献することを誓う。


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