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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【佐藤大平と佐藤太地は、ともにトリプルボギーを悔やむ】 |
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佐藤大平(東北福祉大学3年)と佐藤太地(東北福祉大学1年)の第2ラウンドは、ともにトリプルボギーを叩くなど出入りの激しいプレーとなった。
佐藤大平は、「ドライバーショットも感触が戻ってきた」とティーショットは確実にフェアウェイを捉える。しかし、3、4番で連続ボギーを喫する苦しいスタート。それでも、6番(パー5)で残り200ヤードのセカンドショットを6番アイアンで4メートルにつける。「下りの難しいフックライン」のイーグルパットを見事に沈めて、早々にスコアをイーブンパーに戻すと、前半はパープレー。「昨日からアイアンショットも感じは良かった」と10番で70ヤードの2打目を3メートルにつけると、
12番ではアゲインストの風の中136ヤードを9番アイアンで1.5メートルにつけてバーディ。14、15番でも連続バーディを奪い、佐藤大平の爆発的なスコアが期待されたが、落とし穴は17番に待っていた。このホールもティーショットは確実にフェアウェイをヒット。2打目は、雨の影響からか思わぬフライヤーとなりグリーン奥の林へ。これが運悪く木の根もとで左打ちを余儀なくされ、なんとか脱出したところで、雷雨による中断となった。「中断はあまり得意ではなくて…あれで少し流れが止まってしまった」と不運が重なりこのホールはトリプルボギー。それでも、最終18番(パー5)でしっかりとバーディを奪ったのは、佐藤大平の意地か。「明日は、17番のようなミスはしないで。スコアを伸ばしたい」チームの精神的支柱、ムードメーカーとして佐藤大平の存在は大きい。明日の最終ラウンドはプレーでもチームを鼓舞したいところだ。
佐藤太地もショットは好調だった。3番でラフから80ヤードの2打目をサンドウェッジで80センチにつけてバーディが先行する。5番で1メートルのパーパットを決められずボギーを叩いたが、7番で再び80ヤードを2メートルにつけてスコアを伸ばす。「8番までは良い内容だったのに」と振り返る通り、佐藤太地の落とし穴は9番(パー5)に大きな口を開けて待っていた。打ち下ろしでフェアウェイも狭いこのホール。佐藤太地はティーショットを右にミスして林の中へ。佐藤太地が2打目地点に到着して視線を挙げた先には鉄塔が立ちはだかっていた。「正直、なんでこんなところに鉄塔があるんだろうって…どうしようか迷ったのですが、結局3番アイアンでグリーン方向を狙ったら」このショットが木に当たり紛失球に。これで冷静さを失ったのか、再び3番アイアンで強引にショットを放つもトップした球は30ヤードしか飛ばず、終わってみればトリプルボギー。「9番の判断ミスが痛かった。迷った挙句、パー5だとどうしても2オンしたいという欲求が抑えられなくて…前にも同じような判断ミスをしたことがあるのに…同じミスをするなんて。自分のマネジメント力の無さが残念です」と、悔やむも後の祭り。後半はなんとか2バーディを奪ったが、17番でも右のラフのトラブルにアンプレアブルにしようかと迷いながらも、一か八かの勝負に出たことが裏目に出てボギーを喫してしまった。この日の佐藤太地は4バーディ・2ボギー・1トリプルボギーの73で不採用スコアになってしまった。「ひとつひとつのショットは悪くなかったのに、判断ミスから苛立ちが募るラウンドになってしまった」と唇を噛む。「明日は、どうにかスコアをまとめられるようにプレーしたい」自分のふがいなさにそう絞り出すのがやっとだった。
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