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[国際競技]
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【初の日本代表で個人戦3位と健闘した岡山】 |
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女子チームで唯一人、初めての日本代表となった岡山絵里(大阪商業大学高校3年)は、日の丸を背負うプレッシャーの中で、3日間必死のプレーで連覇に大きく貢献した。
「5番までは自分のペースでプレーが出来ていた」という通り、難関の4番までパーを積み重ねると、5番で105ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで2メートルにつけてバーディが先行。しかし、6番(パー5)は、「いまいち集中できていなかった」ティーショットで持ち球のドローボールを打とうとスタンスを右にとって放ったが、これがまさかのスライスで球は池に消えていった。
「6番で池に打ち込んでリズムが狂いだした」岡山は、8番もボギーを
叩いてしまう。普通の選手であれば、このままズルズルとスコアを落とすところだろうが、9、10番の連続バーディで1アンダーパーと岡山は粘りを見せる。その後は、12、15番で3パットのミスが出るなど得意のパッティングに精彩を欠いたが、13番(パー5)でしっかりバーディを奪って、4バーディ・4ボギーのイーブンパーでホールアウト。通算6アンダーパーは、個人戦3位と初代表で余りある結果を残してくれた。
「パー5で2つバーディを獲れたのは良かったですが、後半の3パット2回が悔やまれます」と、スコアを伸ばせそうな手ごたえを感じながらも、パープレーに終わったことの不満が残った岡山だが、それよりも大きな充実感を味わった。「初めての日本代表の試合は、本当に楽しかった。良い緊張感でプレーできました」と、笑顔を見せる。「みんな上手ですし、最終ラウンドではスコアを落とさない。ミスが許されないし、本当に力を出し切らないと勝てない。そんなプレッシャーの中でプレーすることは、なかなか味わえませんから」と、得たものは大きい。
この3日間、一度もオーバーパーを叩かなかったのは、個人戦1位の勝と岡山の2人だけ。第1ラウンドに岡山がみせた爆発力と、それ以降の粘りのプレーは、チーム戦を戦ううえで、必要不可欠なもの。世界女子アマに向けて、また一人楽しみな選手が現れた。
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