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[国際競技]
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【安定感抜群のショットで連日の60台をマークした小西】 |
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昨年のネイバーズでは、スウィングを改造中ということもあって、やや安定感の欠けるプレーだった小西健太(東北福祉大学2年)。ようやく、スウィングも固まったのか、今年の小西のショットは切れ、イメージ通りの球筋を描いている。この日も、ショットは安定。前半から再三バーディチャンスにつけていたが、肝心のパットを決められずスコアを伸ばせずにいた。
最終ラウンドで最初のバーディは10番。フェアウェイから60ヤードのセカンドショットは、ピンにまっすぐ飛んでいった。不運にもピンの根元に当たって5メートルに乗ってしまったが、昨日から決めていた順目のパットが、ようやく決まった。この後も13番(パー5)はバーディ
を逃したものの、14番で7メートルのまっすぐなラインを決めると、15番では130ヤードの2打目を2メートルにつけて連続バーディ。3バーディ・ノーボギーの69は、2日目に続いての60台のラウンドで、通算5アンダーパー。個人戦3位の好成績でネイバーズを終えた。
「今日のショットの調子だったら、もっと伸ばせたと思います。でも流れが来そうな場面でパットを決めきれなかった」と、表情はすぐれない。小西を苦しめた芝目の強いグリーンは、もちろん韓国チームも苦戦した。ホスト国のチャイニーズタイペイは、地元の利を活かして、パットを決めることが出来たのが、思わぬ大差をつけられた理由と分析する。「このグリーンでは、1.5メートルのパットでも難しくなると思っていた。練習ラウンドも十分にできない中で、1日ごとに曲がりが少ないラインを見つけられるようになって、そこを狙ってショットが打てたのは、成果だと思う」けれど、「1日目の前半からスコアをまとめられなかったのが悔しい」と、チャイニーズタイペイに大きなリードを許した第1ラウンドの不出来を悔しがる。
小西が苦戦した理由はもうひとつある。「ネイバーズが、今年初めてのストロークプレーでした。マッチプレーは大学の試合を重ねてきましたが、やはりストロークプレーとは戦い方も違います。1ホールごとに決着をつけるマッチプレーとは違い、ストロークプレーはスコアが積み重ねられるので、よけいにスタートが大事だと思っていたのに、対応できなかった」と視線を落とす。
しかし、俯いてばかりはいられない。「来週の中国アマもまだ勝てていないし、その後の大学の試合、スイスで開催される世界大学選手権、そして、日本アマ、アジアアマ。もちろん世界アマも待っています。勝ちたいと思って挑んで、しっかりと結果を残せるようになりたい」絶対王者ともいえる存在をイメージしているのは、松山英樹なのかもしれない。夢の舞台を目標に、彼の背中を追いかけ続けることを誓ってネイバーズを終えた。
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