2015年度(第57回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技が23日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開幕する。前日の22日には、出場選手が練習ラウンドを行い、最終調整に勤しんだ。
会場の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースは、名設計家として名高い井上誠一氏が初めて北海道で設計を行ったゴルフ場として知られ、1958(昭和33)年に開場。大きく生長した松林にセパレートされた18ホールは、自然の緩やかな傾斜と洋芝があいまって男子プロゴルフツアー競技も開催されている国内屈指の難コースとしてゴルフファンにも馴染み深い。
1991年には日本女子オープンゴルフ選手権が開催されるなど、過去、ナショナ
ル選手権も開催されている北海道を代表とするコースを舞台に、出場127名の選手が日本一の女子アマチュアゴルファーを争う熱戦が繰り広げられる。
本年の注目は、大会連覇を狙う蛭田みな美、勝みなみ、小野拓夢、トヨタジュニアで個人優勝を果たした松原由美らナショナルチームメンバー、昨年の日本女子オープンゴルフ選手権で3位入賞を果たしローアマチュアに輝いた永井花奈、関東女子ゴルフ選手権で3連覇を狙った永井を下した篠崎愛、地元北海道女子アマチュアゴルフ選手権優勝の吉本ここね、女子プロステップツアーでアマチュア優勝を果たした新垣比菜ら。2020年の東京オリンピックを目指す俊英たちのプレー振りに注目だ。
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