2015年度(第57回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は24日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで第2ラウンドを行った。昨日に続き曇天の中でスタートした第2ラウンドは、上位選手がスコアメイクに苦しみ、メダリスト争いは大混戦となった。
6アンダーパーの単独首位でスタートした西山美希(小田原GC松田C)が78と前日の貯金をすべて使い果たしてしまう乱調で、大きく順位を落とす中、1打差2位につけていた稲見萌寧(長太郎CC)が4バーディ・1ボギーの69でホールアウト。
通算8アンダーパーで初めてのメダリストを獲得し、10月に石川県の片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで開催される日本女子オ
ープンゴルフ選手権の出場資格を勝ち取った。2打差の2位タイには、小滝水音(マナGC)と畑岡奈紗(水戸レイクスCC)、通算5アンダーパーの4位に新垣比菜(カヌチャG)が入った。
大会連覇の期待がかかる蛭田みな美(石川高)は通算2アンダーパーで勝みなみ(鹿児島高校)、地元北海道女子アマチュアゴルフ選手権優勝の吉本ここね(JGAジュニア会員)とともに12位タイ、この日ノーバーディ・6ボギーの78でホールアウトした西山は、通算イーブンパーの25位タイでマッチプレー進出を決めた。なお、マッチプレー進出者32名の最後の1枠を決めるプレーオフは通算1オーバーパーの32位タイ10名で争われ、1ホール目の10番でバーディを決めた仲西菜摘(オリオン嵐山)が勝ち抜いた。
昨年の日本女子オープンローアマチュアの永井花奈(JGAジュニア会員)は1バーディ・1ボギーの72とスコアを伸ばせず通算2オーバーパー、松原由美(大阪学院大高)も78とスコアを落として通算3オーバーパーに終わり、ともにクオリファイングラウンドで姿を消すことになった。
明日は、マッチプレー1回戦16マッチと2回戦8マッチが行われ、ベスト8が決定する。
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