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Championship Reports
競技報告
【大学生対決の後は中学生との対戦を勝ち抜いた山内日菜子】
第3日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
宮崎県のゴルフ強豪校・日章学園高校から山梨学院大に進学した山内日菜子(宮崎レイクサイドGC)、1回戦の相手は早稲田大学3年の鈴木ありさ(矢板CC)。マッチプレーに進出した32選手のうち、大学生は山内、鈴木の他に金澤志奈(中央学院大2年)の3人だけだった。

「どちらがミスするかというゲーム内容で、私の方がわずかにミスが少なかった」と1回戦を3and2で勝ち上がった山内の2回戦の相手は山下美夢有(山東CC)。今度は中学2年生(寝屋川市立第七中学)。

「負けられない…って、1回戦よりプレッシャーを感じました」。それが力みにつながったのか、前半はミスが目立ち、6番を終えて2downと劣勢に
立たされた。落ち着きを取り戻したのは、続く7番で初バーディを奪ってからだった。8番ホールもとってオールスクウェアに。さらに10番で山下がボギーを叩いて、ついに逆転した。13、14番も連続アップして残り4ホールで3アップ。14番では下り8メートルのパットを「いいタッチ、ストローク」で決めたものだった。

流れは、完全に山内に傾いたかと思われたが、ここから山下が粘りをみせた。15番でバーディ。すると16番では山内がボギーにして、山内の1upで残り2ホールとなった。「15番で相手にスイッチが入ったみたいで、こちらは勝利が見え始めて意識してしまいました」

残りの2ホール、実は山内はパーオンを逃している。それでも得意とするアプローチショットでパーセーブを果たし、辛うじて逃げ切った。
昨年のダンロップフェニックストーナメントのプロアマで松山英樹とラウンドした。このとき、松山からアドバイスされたのがパッティングだったという。

「ヘッドの加速が強すぎる。できるだけ同じスピードでストロークするようにした方がボールの転がりが安定するよ…って教えてもらいました」
以来、パッティング練習では、トップでいったん止めてからストロークを開始するように心掛けている。松山から伝授されたパッティングで山内は、さらに上を目指す。

2回戦に進出した16名のうち中学生は3名。ただ一人2回戦で敗れた山下美夢有は「1回戦の方がゴルフの内容はよかった。2回戦は、自分の方にミスが多くて、納得のいくゴルフができませんでした。終盤は開き直って追い上げましたけど、逆転するには、まだ、何かが足りないと思わされました」と、敗戦の弁を残した。

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