2015年度(第57回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は26日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースでマッチプレー準々決勝と準決勝を行い、明日36ホール・マッチプレーで争われる決勝戦は勝みなみ(鹿児島高)とマッチプレー初進出の王天妤(六甲CC)の対戦に決まった。準々決勝では、メダリストの稲見萌寧(長太郎CC)と大会連覇を狙った蛭田みな美(学法石川高)が敗れる波乱もあり、山内日菜子(宮崎レイクサイドCC)と王、中学3年生の佐渡山理莉(オリオン嵐山)、勝がベスト4となった。王と山内、勝と佐渡山のマッチアップとなった準決勝は、王が前半で3upのリードを奪うと、後半も粘る山内を振り切り3and2で勝利。一方の勝も5番で佐渡山がボギーを叩いて1upを奪ったのを契機に、10、11、12番の3ホールを連続で獲り4upまでリードを広げると、そのまま佐渡山を押し切り、4and3で勝利を収めた。王、勝ともに初優勝がかかる明日の決勝戦は、7時に1番ホールをティーオフ予定。山内と佐渡山の18ホール・マッチプレーよる3位決定戦は同じく1番ホールから7時10分にスタートする。
なお、ベスト4となった山内日菜子、王天妤、佐渡山理莉、勝みなみは10月1日から4日間、石川県の片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで開催される2015年度(第48回)日本女子オープンゴルフ選手権の出場資格が付与される。
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