2015年度(第57回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は27日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで36ホール・マッチプレーの決勝戦と18ホール・マッチプレーの3位決定戦を行った。王天妤(六甲CC)と勝みなみ(鹿児島高)との対戦となった決勝戦は、王が先手を奪うものの、前半を終えて勝が2upのリード。後半は、19、20ホールで王が連続ボギーを叩き、勝が4upにリードを広げると、23ホール目から勝が3連続バーディで一気に6upまでリードを広げる。その後は王も粘りを見せこう着状態が続いたが、31ホール目に勝がバーディを奪い、決着。勝が6and5で王を下し、悲願の初優勝を果たした。勝は、2014
年の日本ジュニアゴルフ選手権に続く全国タイトル2冠を達成した。
なお、山内日菜子(宮崎レイクサイドGC)と佐渡山理莉(オリオン嵐山GC)による3位決定戦は、両者譲らずエキストラホールにもつれ込む大接戦の末、20ホール目にバーディを奪った山内が勝利をおさめ、3位入賞を決めた。
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