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競技報告
【池田と森山、2人の「ユウキ」が首位タイで並ぶ】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
池田悠希
男子12~14歳の部は、大会連覇を狙う池田悠希(崎辺中学校3年)と森山友貴(桐蔭学園中学校2年)の2人が1アンダーパー71で回り、首位に並んだ。

池田は前半を4バーディ・ノーボギーと順調にスコアを伸ばし、快進撃を続けていた。後半に入ると10番ボギー、11番バーディ、13番ボギー、14番バーディとボギーが先行する。「それでもすぐバーディを獲れていたから良かった」。問題は15、17、18番と続いたボギーだった。せっかく4アンダーパーまで伸ばしたスコアも終わってみれば1アンダーパー。「イライラする」と首位スタートにも笑顔はない。「前半はミスしてもしのげていたので良かった。後半ショットは曲がる、
森山友貴
アイアンはグリーンに乗らない、パットは入らない」とストレスの溜まるラウンドだった。

昨年は西コースでの開催で、第1ラウンドから5アンダーパー66をマークして首位に立ち、最終ラウンドまでそのまま誰にも首位の座を譲らずに逃げ切った。今年も似たような展開になりそうな雰囲気だが、本人は「こんなゴルフをしていたら優勝できない」と憮然たる表情。言葉には出さないが、もちろん大会連覇を狙っている。この部門での連覇は前粟蔵俊太(2004~2005年)しかいない。開催コースが毎年東コースと西コースで交互に変わることも影響しているかもしれない。偉業に池田が挑む。

一方、森山は10番ホール(パー3)からのスタートで6番アイアンのショットを2メートルにつけ、いきなりバーディ発進。「今日はいい日になりそうだ」と思ったのもつかの間、続く11番で同じ2メートルのバーディパットを外してしまい、流れをつかみそこなった。14番(パー5)ではティーショットを曲げ、バンカーに入れて、パーを拾うのがやっと。このころは「耐えるゴルフ」だった。17番でバーディを獲ったが、ハーフターンして2番でボギー。やっと5、6番で連続バーディを奪った。6番では8メートルのバーディパットを沈め、「長いパットが入ってくれて良かった。気持ち良かった」と一息つけた。続く7番でボギーを叩いたものの、1アンダーパー71でホールアウトした。

今年7月の関東ジュニア3位、8月の全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会9位タイと成績を残してきているが、意外と本人は「調子は良くなかった」という。逆に言えば、満足の行く調子ではないにもかかわらず、上位に来ているということは実力がついてきているということだ。出るからには「優勝を狙って」プレーをする。絶好の条件で第1ラウンドを終えただけに、2日目以降にも期待がかかる。奇しくも2人とも名前は「ユウキ」と読む。2人の「ユウキ」が試合を引っ張っていく。

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