蛭田みな美(学法石川高校3年)の本選手権前に立てた目標は「優勝と堀琴音さんの優勝スコア(2013年大会=13アンダーパー)更新」
第1ラウンドが5アンダーパーの68。そして第2ラウンドは4アンダーパーの69。通算9アンダーパーにまでスコアを伸ばして単独トップに立った。2位の稲見萌寧(日本ウェルネス高校1年)に3打差をつけて最終ラウンドを迎えることになった。
「きのうよりショットがよくて、いい感じで17ホールはプレーできました」という言葉どおり、10番からのスタートで14、16番ホールでバーディを奪ってターンしたバックナインでも1、3、5番と3バーディを決めて、この時点で通算10アンダー
パーにまでスコアを伸ばしていた。その後も3ホールをパーにまとめて迎えたのが9番(パー4)。18ホール目である。ドライバーショットを右ラフにはずしてパーオンを逸した。アプローチショットを1メートル余りに寄せたものの、この短いパーパットを「ちょっと引っ掛けてしまった」とカップ左にはずしてこの日唯一のボギーを叩いた。「ノーボギーのラウンドというのも意識していたので、最後のミスは本当に悔しい。自分を叱りたくなりました」
これで優勝が遠のいたわけでも、堀琴音の優勝スコアから引き離されたわけでもない。実は、2013年大会での堀は第1ラウンドが68で第2ラウンドは69。つまり、蛭田は、この時の堀とまったく同じペースで2日間のラウンドを終えたことになる。
スコアカードを提出した後は、最終ホールのミスによる気持ちの引っ掛かりは消えたようで、改めて最終ラウンドに向けての思いを口にした。
「とにかく(スコアを)伸ばすだけです。自分はチャンスを迎えたときに“パーでもいいや”って、思ってしまうことがあるので、明日は“絶対に決めてやる”という強い気持ちを持ち続けていきたい」
昨年の日本女子アマに続いてのビッグタイトル獲得に向けて、堀の優勝スコア更新を意識することでモチベーションを高めている。
|