首位と4打差の6位タイで最終ラウンドをスタートした古江彩佳(長田中学3年)は、最後の本部門での逆転初優勝を心に誓い、「全ホールでバーディを狙っていこう。攻めのプレーをしよう」と1番ホールをティーオフしていった。
しかし、その思いとは裏腹に「ティーショットが右にも左にも…ばらついてしまった」と2番でボギーが先行。その後3つのバーディは獲ったものの、2ボギーを叩いてしまい、この日は3バーディ・3ボギーのパープレーでスコアを伸ばせず、通算3アンダーパーで競技終了。
古江は昨年大会の8位タイの最高順位を大きく上回ったものの、その表情は満面の笑みとは言えなかった。
「ドライバーショット
が、曲がってしまって…やっぱり、優勝するためにはフェアウェイをキープする力、技術が必要だと痛感しました。
これからは、ティーショットの正確性を求めて、直していきたい」と反省の弁。勝利によって得られる栄冠と喜びよりも、負けて実感する弱点が選手を強くする。これからの古江は、その言葉を身をもって示すために、練習を重ねていく。
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