2015年度(第69回)日本学生ゴルフ選手権が明日25日、茨城県の大利根カントリークラブ・東コースで開幕する。本選手権には、日本学生ゴルフ連盟から推薦された97名の選手が出場。4日間72ホール・ストロークプレーで学生日本一の座を争う。
昨年の本選手権で見事に初優勝を果たした小西奨太(大阪学院大学4年)が連覇を狙う。また、アジア競技大会やアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権など国際競技で優秀な成績を残してきた長谷川祥平(大阪学院大学4年)、2013年大会優勝で今年の日本アマメダリストを獲得し復調を印象付けた村山駿(東北福祉大学4年)、将来の活躍が期待される大型プレーヤーの幡地隆寛(東北福祉大学4年)、2013年日本アマランナーアップの杉山知靖(中央学院大学4年)ら最後の日本学生に賭ける選手たちの初優勝がなるのか。今年のユニバーシアード競技大会個人・団体金メダルを獲得した比嘉一貴(東北福祉大学2年)、昨年の日本アマチャンピオンの小木曽喬(福井工業大学1年)、2014年日本アマメダリストの松原大輔(日本大学3年)ら伸び盛りの選手たちが優勝争いに食い込むのか。明日の第1ラウンドから目が離せない。
会場の大利根カントリークラブ・東コースは、名匠の誉れ高い井上誠一氏の設計により1960年に開場された関東地区を代表する名コースとして知られ、本選手権の舞台となる東コースでは1972年に日本オープンゴルフ選手権、2010年に日本女子オープンゴルフ選手権のナショナルオープンが開催されたほか、関東オープンゴルフ選手権や全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイングも開催されている。美しい松林にセパレートされた18ホールは、要所に配されたハザードやバンカー、うねりのあるグリーンが特徴で、記憶に残る名勝負が繰り広げられている。本選手権でも日本アマチュアゴルフ界のトップを形成する学生ゴルファーの白熱した試合が期待される。
なお、先の全米アマチュアゴルフ選手権に出場し日本選手最高位のベスト4に入賞した小西健太(東北福祉大学3年)は、本選手権の欠場が決定した。
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