2015年度(第52回)日本女子学生ゴルフ選手権は27日、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・東コースで第2ラウンドを行った。昨日の雨も上がり、絶好のコンディションとなったこの日、首位に躍り出たのはユニバーシアード競技大会で個人・団体銀メダルを獲得した金澤志奈(中央学院大学2年)。金澤は、この日ベストスコアタイとなる71でホールアウト。通算イーブンパーで初の全国タイトル獲得に王手をかけた。首位でスタートした高久ゆうなは、3つスコアを落とし通算2オーバーパー。山下美樹(大手前大学4年)とともに2位タイと一歩後退。さらに1打差の4位タイに山内日菜子(山梨学院大学1年)と田中友理奈(明治大学2年)がつけている。また、2013年大会優勝で最後の日本女子学生出場となる坂下莉翔子(同志社大学4年)が首位と5打差の通算5オーバーパーで7位タイに順位を上げて、逆転での2度目の戴冠に望みをつないだた。
なお、この日カットが行われ、通算11オーバーパーの25位タイ26名が明日の最終ラウンド進出を決めた。
大会連覇の期待がかかった松田唯里(福井工業大学3年)は、18番でダブルボギーを叩くなど78と大きくスコアを落とし、通算14オーバーパーの30位タイでカットに終わり、第2ラウンドで姿を消した。
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