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競技報告
【16歳の猪狩広大が-4でトップ通過。地区予選進出者22名が決定】
第1日 競技報告:JGA
2015年度(第80回)日本オープンゴルフ選手権ドリームステージ1Bブロックは4日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで109名の選手が出場し、地区予選進出をかけた18ホール・ストロークプレーが行われた。競技は、4アンダーパーをマークした16歳の猪狩広大をはじめ、7オーバーパーの19位タイ21名と、8オーバーパーの3名からマッチング・スコアカード方式で1名の合計22名が7月28日に茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催される日本オープンゴルフ選手権地区予選2Bブロック進出を決めた。

快晴ながら時折コースを吹き抜ける強風が出場選手を苦しめる中、出色のプレーを見せたのが16歳の猪狩広大。10番ホールからスタートした猪狩は、11、12番で連続バーディを奪うと14番でもバーディを奪い前半で3つスコアを伸ばすと、後半も1番でバーディ。7番でこの日唯一のボギーを叩いたが、8番(パー5)でこの日5つ目のバーディを決めて、4アンダーパー68でホールアウト。2アンダーパーでホールアウトした上村悠に2打差をつけて見事にトップ通過を決めた。ルネサンス高校2年生の猪狩は、好スコアにも「今日はもっとスコアを伸ばせたと思います。アプローチが寄せきれずにパットを決めきれませんでした」と不満顔。それは、このドリームステージ出場を決めた理由でもある「日本オープンにどうしても出場したい」という強い意欲の表れか。2010年の茨城県ジュニアオープンでの優勝を皮切りに、2012年には茨城県アマチュアゴルフ連盟選手権、2013年にサマーゴルフジュニアクラシックと優勝経験を重ね、その間に2012年に初出場した日本ジュニアゴルフ選手権では第1ラウンドに3位と好スタートを切り、7位タイと好成績を残している。全国的にはまだ無名な選手だが、また一人ドリームステージから将来が楽しみな選手が現れた。

また、4オーバーパーの10位タイで地区予選進出を決めた三輪有志朗は、若干13歳。姫路市立飾磨中学校2年生の三輪も、日本オープン出場を目指して、茨城ゴルフ倶楽部まで足を運んだ。「最終ホールでアプローチミスからトリプルボギーを叩いてしまいました」と、悔しがる。「今日のラウンドでは、日本アマに出場された方と一緒にプレーすることが出来、すごく勉強になりました」と話す三輪は、このドリームステージをステップに地区予選でも経験を積み、関西ジュニア、そして日本ジュニア初出場を目指すという。

この1Bブロックで本年のドリームステージは終了。3会場で271名のアマチュアゴルファーが出場し、合計55名の選手がプロゴルファーとともに最終予選進出の座をかけて地区予選を戦う。

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