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競技報告
【日本オープンでの自信を結果につなげた髙橋】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
大会連覇の期待がかかる髙橋雅也は、同伴競技者も舌を巻く安定したプレーで単独首位に立った。2番で4メートルを沈めると、5番で3メートル、6番で6メートルを決めて連続バーディとし、前半で3つスコアを伸ばす。後半も11番で6メートル、15番(パー3)で5メートルと難しい距離のパットを悉く沈めて見せた。「普段は、ショートすることが多いパッティングですが、月曜日の雨で重くなったグリーンに、しっかりと打つことを心掛けたタッチが合った」と笑顔の髙橋。17番はティーショットを左のバンカーに打ち込み、この日唯一のボギーを叩いてしまったが、最終18番(パー5)は、残り240ヤードを「グリーン奥からのアプローチの方が寄りやすいと思って。少し大きめのクラブでカット気味に打った」という3番ウッドの2打目をグリーンに乗せて、バーディフィニッシュ。隙のないプレーは、圧巻と言うしかないものだった。会場の紫カントリークラブ・すみれコースは、関東ミッドアマチュアを制したゲンの良いコースに、「イメージも相性も良いと思う」と、連覇に向けて絶好の舞台で好スコアをマークした。

昨年大会では、終盤のOBで二宮慎堂とのプレーオフにもつれ込んでの優勝に、改めて意識をしたことがある。「自分のゴルフは、スコアを設定してプレーするのではなく、大きな気持ちで、慌てるようなことは無く進めていくスタイル」自らのプレースタイルを振り返り、その言葉通り実践してみせた髙橋の非凡さは特筆に値する。それに加え、「今年の日本オープンで4日間プレーできたことは、本当に自分の自信につながっています。日本最高峰の素晴らしいステージで最後までプレーできた経験は、何物にも代えがたい」と、厳しいセッティングの中でのプレーが、さらに髙橋の技術と気力を高めてくれた。

その気持ちは、今年から年齢の下限が25歳になり、若手が台頭してくるであろう今大会でも、心の余裕に繋がっている。「関東ミッドアマと関東アマで優勝した庄司選手は、自分より30ヤードは飛距離が出ますよ。でも、そこは経験で勝負していかないといけませんし、相手を見ずに、自分のプレーに徹することですね」と、中堅となった懐の深さを見せている。

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