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競技報告
【髙野は、初優勝に向けて「思い切り振りたい」】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
本選手権初出場の髙野隆の快進撃が止まらない。

4打差4位タイでスタートした第2ラウンドは、2番で1.5メートルのパーパットを外し、ボギーが先行したものの、直後の3番で15ヤードのアプローチを直接放り込むチップイン・バーディでスコアを戻す。7番では残り100ヤードのサードショットを80センチにつけると、8番(パー3)ではティーショットでグリーンを外したが、2つ目のチップイン・バーディを奪ってみせた。後半、12番(パー5)でティーショットを右の林に打ち込むミスも磨きをかけてきたショートゲームでパーをセーブすると、17番では左ガードバンカーからの3打目を80センチにつけてのパー。最終18番も左バンカーから1メートルに寄せてバーディフィニッシュと、学生時代には飛距離が自慢だった高野の一皮むけたプレーが光った。

この日の髙野は、4バーディ・1ボギーの69でホールアウト。通算4アンダーパーは、首位の豊島と2打差の2位と初出場初優勝に好位置をキープした。JGAタイトル初戴冠に、「やる以上は、絶対に1番になりたい」と意欲を見せる裏には、多忙を極める仕事にもかかわらず、快く送り出してくれた上司や、学生時代から応援を続けている家族の期待に応えたいという気持ちが垣間見える。そのためには、「通算で5アンダーパーまではスコアを伸ばしたい。そうすれば、勝負になると思う」と目論み、12番(パー5)をキーホールに挙げた。「12番はレイアウト的に狭いので、ティーショットが上手くいかないと、ボギーにもなってしまいます。ミスが怖いホールです」と警戒する。

柔和な表情と物腰は、恐れるものなどないような雰囲気も漂わせるが、本人曰く「すごくビビりなんです。緊張するんですよ、こう見えても」と笑う。「明日も緊張すると思いますが、ティーショットは思い切り振りたい。自分の場合、小手先で細工すると球が曲がってしまうので、とにかく思い切りドライバーを振り抜くことを心掛けたい」学生時代の髙野を思い出させる思い切りの良い攻めのプレーと、今大会で光るショートゲームで、リーダーズボードの頂上を目指す。

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