ここまで旋風を巻き起こしてきた髙野隆だったが、最終ラウンドは75と3つスコアを落として通算1アンダーパーの4位に終わった。
「思い切りショットを振り抜きたい」と言っていた言葉通り、思い切りの良いスウィングで必死に豊島を追ったが、2番はティーショットを左に曲げてボギー。8番もボギーを叩き、前半で2つスコアを落とすと、後半再三のバーディチャンスも難しいラインに乗せてしまい、これを決めきれず、1オーバーパー。バーディパットがホールをなめるたびに、言葉にならない声を漏らしていた髙野は、ホールアウト後も呆然自失の体で「悔しすぎて、何も言えません」と一言話すのがやっとの状態だった。それでも、出場年齢の下限が5歳引き下げられ、若手の台頭が期待される中で、4位と言う成績を残したことは賞賛に値する。
来年のミッドアマで、リベンジできるか。髙野のこれからに期待したい。
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