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競技報告
【歴代優勝者の髙橋雅也と田中政佳が2位タイ入賞】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
田中政佳
2011年大会優勝の田中政佳、ディフェンディングチャンピオンで本選手権3勝目を連覇で狙った髙橋雅也の2人が、通算2アンダーパーで2位タイに入賞した。

通算1オーバーパーの8位タイで最終ラウンドをティーオフした田中は、「このコースで68とか67を出せるわけではないですから。チャンスがあれば、1つずつ獲れれば良いと」言う気持ちでスタートしたという。その言葉通り4、5番で連続バーディを奪った田中だったが、2020年の日本オープン開催を控える紫CC・すみれコースは、やはり手ごわい。6、7番で連続ボギーを叩いてしまい、前半はイーブンパー。首位との差を縮められずに後半に入る。しかし、2011年大会チ
髙橋雅也
ャンピオンの実力も伊達ではない。12、13番でこの日2度目の連続バーディを決めると、14番のボギーを挟み、17番で5メートル、18番では1メートルを沈めて3度目の連続バーディ。田中は6バーディ・3ボギーの69でホールアウト。この日のベストスコアを叩き出し、通算2アンダーパーで2位タイ入賞を決めた。「グリーンもすごく難しい中で、自分なりに上出来のプレーが出来ました。2日目まで1オーバーパーとスコアを伸ばせませんでしたが、最後に溜飲を下げられたと思います」と、疲れの中にも充実した表情を見せていた。

連覇を狙った髙橋雅也は、「昨日よりはショットも復調して、ミスも許容範囲でした」と言う。ショットは、しっかりとグリーンをとらえるが、いかんせんパットが決まらない。「追いかける立場なんだから、自分から攻めていかないといけなかった。だけど、これだけパットを決められないと…」と歯噛みする。6番(パー3)ではティーショットをあわや池かというミスでボギーを叩き、バーディの豊島にリードを広げられたが、9番では豊島がダブルボギーに対して、高橋がバーディを奪い、豊島も「あの時は、正直、怖かった。これまで髙橋さんには何度も煮え湯を飲まされていますし、今回もやられるのかと…」と、豊島を追い込んだが、16番でアプローチを寄せきれずボギーを叩き、終戦。連覇はならず、2位タイに終わった。豊島とは練習ラウンドや遠征先の食事などを共にする仲だけに、その強さは十分に分かっている。「彼はほとんどミスはしませんから。ミス待ちをしては勝てない相手です」と、逃げ切った豊島を称えていた。

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