昨年ルーキーとして出場し、初日は首位に4打差の6位と好位置につけるも、2日目8オーバーと大きく崩れ9位タイに終わった川原田。「今年は、とにかく応援してくださる方々の為に頑張りたい気持を胸にプレーをしました。」と10番からスタート。持ち前の飛距離に加え、「アイアンショットが本当に良かったし、アプローチとパッティングも普段よりも安定していた」というように、ショット、パッティング共によくかみあい、バーディこそ来ないものの、危なげなくパーを重ね、スコアカード通りのスコアで前半9ホールをイーブンパーで折り返した。
後半に入り、3番でティショットを左OBにし、ダブルボギーを叩くも、慌てること無くその
後もパーを重ねた。迎えた6番パー5、ティショットを改心のあたりでフェアウェイに置くと、残り220ヤードのセカンドショットを無理に狙わず、7番アイアンでグリーン手前70ヤードに刻み、3打目を30センチにつけてバーディを奪った。
最終9番のパー5でも、セカンドショットを5アイアンで刻み、125ヤードの3打目を9アイアンでOKにつけてバーディフィニッシュ。「いつもスコアを落とすと、無理に攻めて深みにはまるので、今日は焦らず落ち着いてプレーできました。」と川原田は、この日2バーディ、1ダブルボギーのイーブンパーにスコアをまとめ、北海道勢初の本大会優勝に向けて好スタートを切った。
「明日は、きっと優勝争いの中でのプレーで緊張するかと思いますが、焦らず、応援してくれる方々の為に頑張ります。」と明日の豊富を語った川原田。明日、川原田は、昨年優勝の守谷敦子(新岡山CC)、元ナショナルチームメンバーの須田香里(湯郷石橋GC)と九州女子ミッドアマチュアチャンピオンの渡辺恵理(チェリーG宇土C)ら実力者達とのラウンド。
最終組の独特の緊張感の中、いつもの思い切りの良い、飛距離を活かした試合運びができるかが優勝への大きな鍵となるだろう。
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