2015年度(第9回)全国小学生ゴルフ大会は22日、千葉県市原市の森永高滝カントリー倶楽部で開催。本大会には、各地区ゴルフ連盟小学生ゴルフ大会の上位者55名が出場。日本シニアオープンゴルフ選手権や女子プロツアーの舞台となった同倶楽部で将来が楽しみな小学生が見事なプレーを見せた。
競技は、2アンダーパーの70でホールアウトした太田尭虎(真庭市立湯原小学校5年)、森下響(尼崎市立立花南小学校6年)、北川将圭(大阪市立丸山小学校6年)の3人が1位タイに並び、金メダルを獲得した。
「5年生で優勝できてよかったです。ここに連れてきてくれたお父さんに、ありがとうといいたいです」とコメントを残したのは、太田。2度目の本大会出場となる森下は、「優勝できてうれしいです。これをきっかけに、いろんな大会で優勝したいです」と喜びを語る。北川は、「1年前から松山先生に教えてもらうようになって、今日、初めてほめてもらえました」とはにかんだ。
全国小学生ゴルフ大会は、競技だけでなく、ゴルフの精神である「マナー」「エチケット」、また「ゴルフ規則」を学習する場として、選手と保護者に講習会を開催するなど、教育カリキュラムを組み込んでいます。小学生の時期に、スコアだけにとらわれるのではなく、ゴルフの楽しさや、スポーツマンシップの大切さを学んでいただくことを目的としているため、順位にタイが出た場合は、同位表彰としています。
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