HOME
International Championships
[国際競技]
大会のみどころ
成績
組合せ・スタート時刻
競技報告
出場選手
競技概要
フォトギャラリー
大会の記録
国際競技日程

JGA National Team Official Supplier
DESCENTE
SRIXON
asics
ミズノスポーツ振興財団
国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。
日本のスポーツを応援しよう
Championship Reports
競技報告
【前半のチャンスをものにできず+1に終わった勝】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨年大会の雪辱を期してエースとして臨む勝みなみ(鹿児島高校2年)。4番(パー3)で3番ウッドのティーショットを左にミスしてボギーが先行したものの、ネイバーズトロフィーから続く好調は間違いなかった。

その証拠に、5、7番とバーディチャンスにつけて見せる。しかし、香港GC芝目の強いグリーンを掴み切れず、このチャンスを活かせない。前半2つ目のパー3となる8番では10メートルから3パットのミスでボギー。9番(パー5)で3メートルの下りスライスラインをねじ込んで前半を1オーバーパーで終える。

このまま後半一気にスコアを伸ばしたい勝だったが、突然降り出した雨でコースコンディションも悪くなり、思
うようなプレーが出来ずにホールが進む。それでも、12、14番の2つのパー5でしっかりバーディを奪うところは、勝の非凡さを感じさせたが、ティーショットの左のミスが目立ちはじめ、チャンスらしいチャンスも迎えられぬまま17、18番と上がり2ホールで連続ボギーを喫して、1オーバーパーの73で第1ラウンドを終えた。

「前半はチャンスも多かった。優しいラインを決めたかった。そうすれば、後半に繋がったのに…」と、思わぬ出遅れに唇をかむ勝。「パー3が難しくて。後半は疲れからショットもひっかけ気味のミスが増えて。アプローチも難しくて…」と漏れる言葉は反省の弁ばかり。日本チームは、蛭田みな美がサスペンデッドとなったため、第1ラウンドの順位は確定していないが、ホスト開催の香港はチームスコアを5アンダーパーで確定しているため、日本チームの苦戦は確実。

しかし、勝は「ネイバーズでも疲れが出たけれど、あの時は肩のストレッチでスウィングも安定したし、明日に備えてしっかりケアするので、大丈夫だと思う。それにネイバーズでの大逆転で、最後まであきらめない大切さを学べた。1打1打集中して、まだいける。自分を信じて、優勝を狙っていきたい」と上だけを見つめる。

失敗から学ぶこともあれば、成功体験から学ぶこともある。今日の失敗を糧に、ネイバーズの再現を目指す勝の奮起が期待される。

その他の記事はこちら
戻る