2015年度(第70回)全米女子オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)は15日、兵庫県の有馬ロイヤルゴルフクラブで36ホール・ストロークプレーを行い、通算12アンダーパーをマークした鈴木愛が2位の菊地絵理香らに3打差をつけてトップ通過を決めた。菊地とともに通算9アンダーパーには14歳のアマチュア山口すず夏も入り、昨年の橋本千里に続いてジュニアゴルファーが海を越えて世界のメジャーに挑むことが決まった。そのほか、松森彩夏、昨年に続いて穴井詩が2位タイで本選への切符を掴んだ。
快晴微風の絶好のコンディションの中でスタートした本最終予選。第1ラウンドでトップに立ったのは、63をマークした菊地。1打差の2位に鈴木がつけ、3位にO.サタヤ、4位タイにアマチュアの中尾優月ら6名が並ぶ混戦模様に。続いて行われた第2ラウンドはトップの菊地がスコアを伸ばせず足踏みをする間に、昨年史上最年少国内メジャー優勝を果たして一躍時の人となった鈴木が最終3ホールで連続バーディを奪い、首位を奪還。そのまま通算12アンダーパーで嬉しいトップ通過を決めた。注目を集めたのは、第1ラウンドで首位と6打差の10位タイにつけていたアマチュアの山口すず夏。山口は後半のラウンドで7バーディ・1ボギーの66をマーク。一気にスコアを6ストローク伸ばし、通算9アンダーパーで2位タイで本選進出となった。
勝みなみは、通算2アンダーパーの12位タイで惜しくも本選進出はならなかった。
なお、2015年度(第70回)全米女子オープンゴルフ選手権本選は、7月9日から12日の4日間、ペンシルベニア州のランカスターカントリークラブで開催される。
|