2016年度(第58回)日本女子アマチュアゴルフ選手権が21日、福島県西白河郡のグランディ那須白河ゴルフクラブで開幕する。21日の第1ラウンドと22日の第2ラウンドの組合せも決定し、開幕を控えた20日の指定練習日には、出場選手がコースを訪れ、最後の調整を進めていた。本選手権には、地区女子アマチュアを勝ち抜いた選手ら、135名が出場。今年から4日間72ホール・ストロークプレーで女子アマチュアゴルファー日本一の座を争う。
第1ラウンドの組み合わせは こちら(PDF)から
第2ラウンドの組み合わせは こちら(PDF)から
今年も出場選手の平均年齢は17歳とジュニアゴルファーが中
心となった本選手権。関東女子ゴルフ選手権を逆転で制した畑岡奈紗、昨年大会でメダリストを獲得した稲見萌寧、トヨタジュニアでも輝きを見せた昨年大会4位の佐渡山理莉、クィーンシリキットカップ日本代表メンバーの松原由美と新垣比菜らJGAナショナルチームの中心として活躍している選手の他、先週のLPGAステップアップツアーで史上4人目のアマチュア優勝を果たした吉本ひかる、地元東北勢では、高久あずさ、ゆうな、みなみの3姉妹が出場し、話題を集めている。
会場のグランディ那須白河カントリークラブは、2014年から男子ツアー競技、昨年は日本オープンゴルフ選手権「ドリームステージ」も開催された福島県を代表する難コース。世界的にも著名なロバート・T・ジョーンズ・シニア氏が日本国内で唯一設計を担当したコースは、フェアウェイとグリーンが大きくうねり、要所に配されたバンカーがプレーヤーにプレッシャーを与える。また、フェアウェイにもベントグラスが使用され、高度なショットの技術が求められる。
今年から競技方式が変更され、最終ラウンドまで数多くの選手に優勝のチャンスが生まれ、白熱した試合展開が期待される本選手権。日本一の座を勝ち取り、9月に開催される日本女子オープンゴルフ選手権の出場資格を手にするのは誰になるのか。
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