第1ラウンドで66をマークし、「最後になるかもしれない」本選手権で首位スタートを切った松原由美。前半は4番でバーディを奪うも、難しいホールロケーションに手こずりスコアを伸ばせない展開を強いられたが、我慢強いプレーで12番のバーディで通算8アンダーパーとした。
しかし、15番でフェアウェイからの2打目をグリーン左に外すと、アプローチは8メートルもオーバー。パーパットを80センチに寄せたものの、この距離のボギーパットを外してしまい、ダブルボギーを喫してしまった。
「もったいないミスで気持ちを切り替えられなかった」と17番でもボギーを喫した松原だったが、最終ホールをバーディで締めて、上位
に踏みとどまったのは、さすがと言えよう。この最後のバーディで、「切り替えることが出来ると思います。また明日からイチからのスタートと思って、頑張りたい」と苦しいラウンドをポジティブな気持ちで終えられたことが収穫か。
最後の日本女子アマ。体幹まであと一歩に迫りながら苦杯を喫してきた松原には、まだリベンジのチャンスが残っている。
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