午後スタートの最終組から4組前でスタートした小西健太。前週のJGTOツアーのセガサミーカップでも22位タイと活躍して、この試合に臨んだ。午後は、とりわけ気温が下がり、セーターを着こまなければ寒さを凌げない気温。しかも風が舞う状況でのスタート。1、3番がボギー。4番が、イーグル。6番がボギー。そして8番がバーディとアップダウンの激しいゲーム内容で折り返した。後半に入って14番でバーディ。18番ではボギーのパープレー。珍しく出入りの激しいプレー内容。
「ちょっとメンタル的に、落ち着きのない日でした。昨日の夜もなかなか眠れなくて……。心配事があったもので……」と、心中穏やかにプレーできない状態
だったという。それでも、さすが小西というプレーが、4番のイーグルだった。第1打を3番ウッド。さらに残り260ヤードの第2打も、同じクラブでピン5メートルにつけてのイーグル。8番では、20メートルの距離を入れてのバーディと、その実力を発揮してみせた。昨年の全米アマのセミファイナリスト。現在、東北福祉大ゴルフ部のキャプテンである。
第1ラウンドを終えてのイーブンパーは、11位タイグループで、首位とは3打差。ポジション的には、絶好の位置であろう。「気持ちを、早く切り替えてなんとか踏ん張ります」と、メンタルの強さを鼓舞していた。
|