2016年度(第101回)日本アマチュアゴルフ選手権は5日、北海道苫小牧市の北海道ブルックスカントリークラブで第1ラウンドを行った。暖かな日差しの中で開幕した本選手権。しかし正午ごろから吹き始めた冷たい風は、15.5度にまで気温を下げ、北海道特有の洋芝、さらには戦略性の高さとも相まって、出場選手のスコアは伸び悩んだ。
その中で、出色のプレーを見せたのが2人の地区アマチュアゴルフ選手権チャンピオン。関西アマ優勝の小斉平優和は、前半で2ボギーを叩いたものの、10番から5連続バーディを奪う見事なカムバックを見せて6バーディ・3ボギーの69でホールアウト。その7組後に1番ホールをティーオフした東
北アマチュアゴルフ選手権を制した西山大広も連続ボギー発進を喫するなど前半で1つスコアを落としたが、後半に入ると10番、15番からは3連続バーディを奪取して、69をマーク。3アンダーパーで小斉平と西山が首位を分け合っている。1打差の3位タイには、中山絹也、松原大輔、亀代順哉の3人がつけている。
大会連覇を狙う金谷拓実は、前半を1オーバーパーで終えると、後半はスコアカード通りのプレーでスコアを伸ばし切れず1オーバーパーで首位と4打差の24位タイとやや出遅れた。
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