惜しくも優勝には届かなかった2位タイの商崎涼平(鹿児島市立谷山中2年)は「ボギーが多すぎた」と2日間トータルで10個のボギーを悔やんだ。昨日の第2ラウンドはインコースからスタートして12ホールを消化したところでサスペンデッド。今日は4番ホールのティーグラウンドから残りのホールをプレーした。出だしの4番でボギー発進となってしまったが、続く5番、6番の連続バーディで獲り返したが、7番、8番と連続ボギーを喫してしまい第2ラウンドをトータル1オーバーの72でホールアウトした。そんな自身のプレーを反省する商崎だったが、「最初の目標はトップテン入りすること。でも結果的に初出場で2位に入ることができて嬉しかった」と達成感に満ち溢れた表情を浮かべていた。
同じく2位タイの竹内優騎(北名古屋市立天神中2年)。昨日の第2ラウンドをインコースからスタートして12ホールを消化したところでサスペンデッド。昨日の10番では3打目のアプローチを50センチにつけバーディ、14番でもセカンドショットを50センチにつけてバーディ。ハーフターンして終盤の2番、3番でのボギーを悔やんだが、今日の4番ホールからの再開後はパープレーでまとめて1アンダーの71でホールアウトした。「今回は4メートルくらいのパットが殆ど入らなかったので、今後の修正点ですね」と反省の弁を口にした。今大会では昨年5位タイ、今年は2位タイ、と徐々に階段を上ってきたが、来年は最後の一段を上り、日本タイトルを手中に収めることが出来るのかに注目だ。
また金子駆大(名古屋市立南光中2年)も首位でスタートするも1オーバー72で通算1オーバーで2位タイに終わった。「一生懸命にプレーしたので悔いはない」と語ったが、逆転負けに悔しさをにじませた。
それぞれが2位に終わり、悔しさを味わってこの夏を終えた。この悔しさをばねに、練習を積み、再び大きくなってこの霞ヶ関に戻ってきてほしい。
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