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競技報告
【「今年、勝ちたい」初出場の佐渡山が今年にこだわる理由】
第1日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
JGAナショナルチームメンバーとしても活躍している佐渡山理莉(名護高校1年)は、本部門初出場初優勝を強くねらっている。そのためにも大事な第1ラウンドだったが、普段の佐渡山からは予想も出来ない、出入りの激しいプレーに終始した。2番でバーディを奪ったかと思うと3番でボギー。その後もバーディを奪えばボギーを叩くというゴルフで前半は1オーバーパー。後半もその流れは変わらず、バーディとボギーが交互に訪れる落ち着きのないスコアの動き。最終18番で6メートルのフックラインをねじ込んで、6バーディを奪いながら5ボギーを叩いてしまい、71の1アンダーパーでのホールアウトに、佐渡山は疲れた表情を見せた。「良いショ
ットと悪いショットの差が激しすぎますね。悪いショットはボギーに直結していますし」と、伏し目がちに語る佐渡山。先週の全国高等学校ゴルフ選手権から、「リカバリーが上手くできず、スコアの乱高下が激しくなって」と、不調を引きずって日本ジュニアに乗り込んでしまった。

「正直なところ、60台はマークしておきたかったので、出遅れですね」と首位と3打差の10位タイに不満は残るが、それでも、下を向いているわけにはいかない。「15~17歳の部は初出場ですが、私はどうしても今年優勝したい。今年優勝することに価値があるんです」と、初の全国タイトル戴冠に強い意欲を見せる。佐渡山は何故「今年の優勝」にこだわるのか。その理由は、「今、高校3年生の先輩はすごく強くて上手い選手ばかりです。その先輩たちがいるうちに勝つことに価値がある」からだ。

佐渡山本人は、「出遅れた感がある」と悔しがるが、まだトップとの差は3打差。好調とは言えないショット、リカバリーに不安を残すが、今年にかける強い思いで、明日の巻き返しを誓っている。


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