2016年度(第70回)日本学生ゴルフ選手権は25日、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で第3ラウンドを行った。サスペンデッドとなった第2ラウンド終了後、後半のラウンドに進出した51名の選手によって11時にスタートした第3ラウンド。31度を超える暑さと高麗グリーンはこの日も選手を苦しめる。その中で、スコアを伸ばしたのは、1打差2位タイにつけていた佐藤太地(東北福祉大学3年)。最終組でプレーした佐藤は、前半をイーブンパーで凌ぐと、後半3バーディ・1ボギーにまとめ、2アンダーパーの68でホールアウト。通算3アンダーパーで単独首位に立ち、初優勝に王手をかけた。1打差で佐藤を追うのは、この日65のベストスコアを叩きだした伊藤有志(東北福祉大学4年)。
首位スタートの勝亦悠斗(明治大学4年)は、前半を1アンダーパーとしたものの、得意とする10番からの後半で2つスコアを落とすよもやの結果で1オーバーパーの71。白石大和(大阪学院大学2年)とともに3位タイと順位を落として、明日の逆転優勝に望みをつないだ。
通算イーブンパーの5位タイグループには、地元関西の徳永圭太(大阪学院大学4年)と芦沢宗臣(同志社大学4年)、昨年も優勝争いを演じた阿久津未来也(日本大学4年)と実力者が続いている。
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