2016年度(第53回)日本女子学生ゴルフ選手権は24日、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で第1ラウンドを行った。処暑を過ぎたとは思えない酷暑の中で開幕した本選手権。午後には雷雲が接近し25分間の競技中断があったものの、全選手がホールアウト。鳴尾ゴルフ倶楽部の高麗グリーンと深いラフに出場選手は苦しめられる中、2人の3年生が首位を分け合った。
その一人は、12番ホールで自身初のホールインワンを決めた小寺香穂(流通科学大学3年)。小寺は、ホールインワンを含む1イーグル・4バーディ・3ボギーでホールアウト。もう一人は、昨年大会2位のリベンジを狙う金澤志奈(中央学院大学3年)。金澤も5バーディ・2ボギーとスコアを伸ばし、ともに3アンダーパーで首位タイに並んだ。2打差の3位には地元関西の松田なつき(同志社大学3年)が続いている。
さらに、2014年大会優勝の松田唯里(福井工業大学4年)も2オーバーパーで6位タイと2度目の戴冠に向けて好スタートを切った。
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