5バーディ・5ボギーの出入りの激しいゴルフとなったが、神戸本人は納得した様子でアテストから出てきた。愛岐カントリークラブ特有の高速グリーンに「朝の練習グリーンで驚かされた」と戸惑いながらのスタートとなったが、前半の9ホールで3パットが2回あったものの、「無理やり入れにいこうとせずに、寄ればいいという気持ちでちょうどいいと思って打った」と7~8mのチャンスを面白いように決め、バーディを量産。結果的にパッティングでスコアを作る形となった。
本選手権に臨むにあたり、神戸はショットを修正してきた。最近まで悩んでいたアイアンの飛距離も戻ってきており、長いクラブで飛距離を調整しながら打っているショットが確実にグリーンを捕えている。
「ショットは悪くないからパター勝負だね」と足早に練習グリーンに向かった神戸。過去には、関東ミッドアマチュアゴルフ選手権優勝など、数々の実績を持つ彼ならではの調整方法で2002年日本シニアオープンローアマチュア以来の日本タイトルを奪いにいく。
|