中村清(水戸)はこの日のベストスコアの75で回り、通算9オーバーパーで2位タイに入った。出場選手中で最高年齢の81歳は、第1ラウンドの6オーバーパー・78と併せて2日連続でのエージシュート達成という快挙を成し遂げた。
普段はトレーニングをあまり行わず、練習場でショットの調整をしていると言う中村。今週は特にショットの安定感が光った。アイアンショットがグリーンを外す事がほとんどなく、パーオンを重ねていき、6番で2m、11番では2.5メートルのバーディパットを決め2つのバーディを奪った。また、12番から15番までの距離の長く難しい4ホールも全てパーで凌いだ。
本選手権開催コースであるスリーレイクスカントリークラブの印象を「素晴らしいグリーンとコースセッティング。こんなに難しいコースは関東にはないですよ」と絶賛。2002年「日本ミッドシニア選手権」優勝など輝かしい実績を持つ中村でも今回の難コースで2位タイという結果は自信となったことだろう。
「元気にやっていれば、ゴルフに終わりはないよ。体が動くなら90歳でも続けていきたい。」と語った中村。81歳の挑戦はまだまだ続く。
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