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左から2位タイの大友、優勝の榎、2位タイの松本、同吉田 |
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2016年度(第38回)日本シニアゴルフ選手権は28日、愛知県春日井市の春日井カントリークラブ・東コースで第3ラウンドを行った。最終ラウンドのこの日、最終組スタート直前から雨は、時折強さを増し、混戦に拍車をかけた。4オーバーパーの単独首位でスタートした大友富雄が出だしから連続ボギーを叩くなど前半で40を叩いて失速すると、1打差2位タイにつけていた榎隆則も39と上位陣がスコアを落とす。その中で本選手権3勝目を狙う松本新語が37、5打差の7位タイでスタートした吉田智行が38と踏みとどまり、順位を上げて優勝争いに顔を覗かせる。
大混戦となった雨中の決戦を制したのは、後半1オーバーパーにまとめた榎。榎はこの日、2バーディ・6ボギーの76でホールアウトし、通算9オーバーパーで後続を振り切って嬉しい本選手権初優勝を果たした。昨年のリベンジを狙う大友は、後半もボギーが先行する苦しいゴルフで、8つスコアを落とし通算12オーバーパーでホールアウト。この日ベストスコアの74をマークした松本と、75でプレーを終えた吉田とともに3打差の2位タイに終わり、昨年大会のリベンジはならなかった。
連覇の期待がかかっていた佐々木清士は、2つのダブルボギーを喫するなどこの日も9つスコアを落とす乱調で通算21オーバーパーの22位タイに終わった。
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