2016年度(第21回)日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権は18日、愛媛県松山市のサンセットヒルズカントリークラブで第2ラウンドを行った。
昨日に続き曇り空の中スタートした最終ラウンド。最終組の4人が熾烈な優勝争いを繰り広げた。前半9ホールを終え、首位でスタートした堂西亜希子(屋島)がスコアをキープし首位を堅守した。一方、3打差2位でスタートした細田有里(オリムピック)とディフェンディングチャンピオンの山本純子(岸和田)の2人がともに3ツスコアを落とし、前半で堂西との差をつけられてしまう展開となった。
難易度の高い後半に入り、首位の堂西が途中通算2アンダーパーまでスコアを伸ばすも、優勝へのプレッシャーからか13、14番で連続ボギーを喫してしまう。細田、山本と最大7打差あったリードも4打差に縮まって迎えた15番(パー3)「ずっと緊張していました」と話す堂西がパーセーブし、気持ちを立て直した。
その後は差を縮めることなく迎えた最終18番ホール。最後は惜しくもパーセーブできずボギーとなってしまった堂西だったが、第1ラウンドのリードを保ったまま3打差で逃げ切り、自身初の日本タイトルを手にした。
2位には、後半2つスコアを伸ばした山本が入賞。3位に細田、4位に藤田澪(美岳)、5位に2013年度チャンピオンの塩田美樹子(十里木)が入った。
なお、来年の本大会は、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部で開催される。
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